毎度メリコミ観光をご利用いただき、誠にありがとうございます。


本日のコースは


「ファンブルグの中心で叫ぶと白い目で見られるぞ!リセリア城見物」


でございます。





わたくし本日ガイドを勤めさせていただきます「メリコミッチ=ジメンニィ」と
申します。
フレンドリーに「メリコ」とお呼び下さい♪






リセリア城内は一般開放されておりますが、いたるところに警備兵がおりますので
くれぐれも不振な行動等はお控え下さいますようよろしくお願い致します。

万が一連行されても当方は責任を負いかねますのでご了承下さい。










それでは出発します♪










ファンブルグの中心にございます「リセリア城」は周囲を深いお堀に囲まれており
市街からは東・西・南の三方向に架けられた橋を通り入城出来ます。





政治の中心であると共に聖堂や冒険者ロビーといった施設も併設されており、一般
の方にも広く利用されております。





橋を渡り城門をくぐりますと「リセリア城 中庭」へまいります。







こちらは交流の場として市民に活用されております。
フリーマーケットやイベントが開催されることもございますので開催の際は足を
運んでみてはいかがでしょうか?
イベント等の開催予定は公式サイトのイベントカレンダーで確認する事が出来ます
ので是非ご活用下さい。





中庭中央より四方に伸びる道沿いには多くの木が植えられており、春は桜、夏は
新緑、秋は紅葉と四季の移り変わりをを感じられるスポットとなっております。







桜の季節にはお花見を楽しむのも一興ですね。





中庭より北へ進むと見えてまいりますのが「リセリア城」でございます。







意外と小さい入り口より中へお進み下さい。




玄関より入りましてこちらが「大広間」となります。


入り口右手側に看板がございます。







こちらは「リセリア城 案内図」となっており、城内の地図と地下にございます
「冒険者ロビー」の地図がご覧いただけます。












城内は広く複雑になっておりますので地図を活用されるとよろしいでしょう。





大広間正面の大きな階段の両脇にございます入り口は「冒険者ロビー」への入り口
でございます。







「冒険者ロビー」は冒険者の為の施設が集結しており常に多くの冒険者で賑わって
おります。





大広間正面の階段より謁見の間へまいります。







この階段途中で無駄に二股に分かれております。
真っ直ぐにした方が登りやすそうなのに、お金持ちの考えることは分かりませんね。


階段を登りきったところには小さなバルコニーがございます。
























などと貴族気分を味わってみてはいかがでしょうか?


背後から冷ややかな目で見ていらっしゃる方は、召喚士補佐のキーツ様。
この国に来て間もない方々の為に色々とご教授してくださいます。





さらに奥に進みましてこちらは「二階中央部」でございます。







こちらは吹き抜けになっており階下を一望することが出来ます。









中央の柵の切れ目から下層まで飛び降りることが出来るそうですが、足を使って戻る
事より、飛び降りた足の無事の方を心配したほうがよいのではないでしょうか?


せっかくですので謁見の間へ行く前に下層見学に参りましょう。







結構高いですが大丈夫です!
ツアー料金には保険料も含まれておりますので、もしもの際もご安心下さい♪


それではちゃんと付いて来てくださいね〜。
































































ぐしゃっ。






















































どうやら皆様ご無事の様ですね。



すみません、少々お待ちいただけますか?
ちょっと打ち所が悪かったみたいでして・・・・・。






























大変失礼致しました。


こちらは先ほどご説明しました「冒険者ロビー」でございます。
ロビー奥のフリースペースに設置されたこちらの穴より更に階下へと降りる事が
出来ます。










行き・・・・・・ますよね〜?

それではお気をつけてお降り下さい。




























































どすごきっ。






















































・・・・・・皆様結構丈夫でいらっしゃいますね。


えと・・・5分程お待ちいただけますか?
自然回復力には自信があるので!






























お待たせいたしました、ツアー再開いたします。


こちらは「ゲートルーム」でございます。
室内にございます転送装置は「タウンゲート」と呼ばれ、各街へと瞬時に移動する
ことが出来ます。







しかしながらタウンゲートの使用には各街の長の許可が必要となっており、しかも
高額な移動代金がかかりますので、私のような貧乏庶民にはあまり縁のない物かも
しれませんね。


そして中央に見えますのが穴でございます。
やはりここから階下へと落ち・・・・・降りることが出来ます。
























・・・・・・・・・・やっぱり行きます?










あ、えぇ!もちろん行かれますよね!
そそそそーですよね!


いえ、べ・・・別に怖いわけではございませんよ?
先ほどよりは低いみたいですし。

大丈夫です!帰社したら労災請求し・・・・・いえ、何でもございません。

それでは参りましょう!




























































ごきゅべしょ。






















































(・・・・・・・・・・・・モウヤダ)










大変申し訳ございませんお客様。
10分少々お待ちいただけますか?
それまでに復活しますので。




























































度々申し訳ございませんでした、ツアー再開致します。


こちらは「召喚の間」でございます。
古来より禁忌とされてきた「異人召喚の儀式」を執り行う場でございます。
本来こういう事は秘密裏に行われるものなのでしょうが、街中に「元勇者候補」が
あふれかえっているので特に秘密にしているわけではないようです。

かく言う私も勝手に召喚された挙句「お前は勇者じゃない」と街に放り出された
1人だったりします。

でも最近思うんですよね。
実は召喚されたのではなく上の穴から落ちてきただけなのでは・・・と。


あぁ余談でしたね、失礼しました。
それでは先に進みましょう。



こちらにいらっしゃいますのが召喚士様でございます。







無尽蔵に異人を召喚しまくる召喚マシーンですね。
もう顔も見たくないので先に進みましょう。



召喚の間を出ますと「試練の回廊」になります。
ここより先、謁見の間迄はモンスターに遭遇する事がございますが、当方で護衛
いたしますのでご安心下さい。





正面にございますのは「何かよく分からない石碑」でございます。







正式名称があるのかもしれませんが、私は存じ上げません。
石碑より先は王家関連の施設となっておりますので残念ながら見学するとこが出来
ませんのでご了承下さい。

どうしても見学されたい方は、アーメイ様をお訪ねになるとよろしいでしょう。



回廊を上に参りますと所々に壁画が見られます。
この壁画は伝説の五勇者をモチーフにされているそうです。
五勇者については各地に伝承などが残されておりますので興味のある方は詳しく
お調べになってみてはいかがでしょうか?





最初にございますこちらの壁画は「ナクゥバ」でございます。







世界に災いをもたらす凶悪なモンスター「ナクゥバ」
五勇者の力を持ってしても倒すことは出来ず封印するに留まったそうです。





次にございますこちらの壁画は「勇者サミュエル」







自然をこよなく愛した「サミュエル」
自然に敬意を払わない者を決して許さない厳しい方だったそうですが、普段は物静か
な女性だったそうです。





次にございますこちらの壁画は「勇者ヴェーン」







沈着冷静な「ヴェーン」
五勇者の参謀役で、その沈着冷静なアドバイスでリーダーを助けていたそうです。





次にございますこちらの壁画は「勇者ウィリス」







豪傑の「ウィリス」
戦いでは圧倒的な突破力で暴れまわる彼も、普段は気の優しい食いしん坊さんだった
そうです。
特にナス入りカレーが大好物だったとか。





次にございますこちらの壁画は「勇者ヴィクター」







情熱の「ヴィクター」
五勇者のリーダーで、その熱い情熱で個性は揃いの勇者たちをまとめていたそう
です。
リーダーはどこも熱い方が多いですね。





最後になりますこちらの壁画は「勇者シャマラン」







少女魔術師「シャマラン」
卓越した魔力で仲間の危機を幾度と救ってきた彼女ですが、とても勇者には見えない
可憐な少女だったそうです。



こちらで壁画の方は終わりとなります。
後少しで回廊も終わりですので頑張って下さい!




















試練の回廊を登りきったところにいらっしゃるのはアーメイ様でございます。







元勇者候補の間では鬼教官として恐れられている試験官でいらっしゃいます。
私も昔は厳しく鍛えられたものです。



は・・・はい、なんでございましょう?


え?またしごかれに来たのかって?


い・・・いいいいえ、滅相もございません!
今日は仕事で来ておりますので。


そんなのはいいから鍛えていけって?


そ・・・そういうわけにも参りませんので。


応えは「イエッサー」だけだって?
すみません!本当に無理です!


おおおお客様!駆け足で次に進みましょう!
























ぜーぜーぜー・・・・・。


捕まった方はいらっしゃいませんね?
皆様無事のようで何よりです。





さて駆け込みましたこちらは「謁見の間」でございます。


中央に居られる方はファーレン王国国王でございます。







王座があるにもかかわらず常にお立ちになっていらっしゃいます。
健康の為に立っていらっしゃるのしょうか?

王様は召喚された異世界の勇者候補の素質を見抜き、勇者かどうかの判定をして
くださいます。
残念ながら不合格と判定された方には「ファンブルグ市民として生きられよ」と
温かーい励ましのお言葉をかけて下さいます。
身一つで呼び出されたこちらとしては生活支度金くらい欲しかったですけどね。



試練の回廊出口付近にいらっしゃるのはオスカー様。







裸一貫で放り出された元勇者候補にいろいろとアドバイスして下さいます。
他にも職業斡旋関連の方や、お医者様・看護士様、アイテムの買取をしてくださる方
などが常駐していらっしゃいます。



謁見の間の西側にございますのが「控えの間」でございます。







この控えの間、いつ来ても誰もおらず活用されているのか甚だ疑問な部屋となって
おります。
ただ噂によると兵士の方がこちらにいらっしゃる事もあるそうですよ。
私はお会いした事はありませんが。



謁見の間を後にし、2階左翼より屋上へと参ります。







意外とご存じない方が多い穴場でございます。
こちらにいらっしゃる方はいつ来てもここでサボっていらっしゃいます。
少しはお仕事していただきたいものです。



城内へ戻りまして1階廊下の西にございますのが「1階西棟控え室」でございます。







こちらは控えの間とは違い2名の兵士が常駐しており、兵士就職の斡旋を行って
いらっしゃいます。



控え室の反対側、1階廊下の東にございますのが「聖堂」でございます。







ステンドグラスとパイプオルガンが素敵ですね。

こちらにいらっしゃるリシュリュー様は、飛んでしまった魂を救済してくださる
とてもありがたいお方でございます。





またこちらでは治療スキルの販売、騎士就職の斡旋も行っております。





さて以上で城内のご案内はすべて終わりと・・・・・。


あぁ、もう一箇所忘れておりました!



城内入り口のすぐ左手側より城壁へと登ることが出来ます。





これといって何があるわけではございませんがなんとなく登ってみるのもよろしい
かと思います。
こちらも屋上同様意外と気づいてない方がいらっしゃるのではないでしょうか?





さて、今度こそ城内のご案内は終了でございます。





再び中庭に戻りまして、城内入り口より少し西へ参りますと、ぽかりと穴が開いて
おります。


































「また落ちるのイヤだなー」なんて考えてませんよ?




















え、誰もそんなこと言ってない?

そうですよね〜、あはははは・・・・・はぁ。








































こきゅっ。


































(・・・・・うん、今回はそんなに痛くない)





穴の中は「アイテム交換所」となっております。
オーナーのお気に召すアイテムを持参すると「リサイクルチケット」と交換して
下さいます。







どうやらオーナーはこの様に「白い★」の付いたアイテムをご所望の様です。
しかしこれは私の大切な頭ですのでお譲りすることは出来ません。


集めたリサイクルチケットをまとめて持っていくとアイテムと交換していただける
様です。







スクラッチくじは様々な商品がいただけるそうですよ!
ご不要アイテムがございましたらリサイクルしてみてはいかがでしょうか?



地上に戻りまして、中庭の南方面にもう一箇所穴が開いております。
あ、こちらはちゃんと階段がございますのでご安心して下さい。







この先は街の東方面、南方面、西方面に通じており、街の外への近道として利用され
ているそうです。


抜け道の途中には巷で話題の「ノッカーくじ」の交換所がございます。







あたり券を持参すると賞品と交換していただけます。
何やらお洋服や靴などが賞品として用意されている様ですよ。

いいですねぇ〜、私もそろそろ新しいお洋服が欲しいです。
今の服は大分血に染まってしまいましたので・・・・・。





最後にご案内致しますのは「ギルドダンジョン ファンブルグ支店」でございます。







ウィルノアに本店を置くギルドダンジョンの支店がリセリア城中庭にオープンいたし
ました。
本店のギルドダンジョンは攻略したギルドの所有物となる様ですが、こちらの支店
では入場の際に掛け金を支払い、攻略した暁にはダンジョンに賭けられた掛け金が
手に入るというシステムになっているそうです。

ギルドダンジョンについては勉強不足でございまして、あまり詳しい説明が出来ず
申し訳ございません。

百聞は一見にしかず、ということでご自分の目で確かめてみてはいかがでしょうか?
挑戦された際には是非感想などお聞かせいただけると幸いです。





これにて「ファンブルグの中心で叫ぶと白い目で見られるぞ!リセリア城見物」
コースは終了となります。
皆様長時間ご苦労様でございました。

またのご利用をメリコミ観光一同、心よりお待ち申し上げております。



ありがとうございました。









※このコースは2009年5月現在の情報です。












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